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もう泣かない

年末、元彼の訃報を聞き、

泣きながら掃除したり、年賀状を書いたり、お線香をあげに行ったり、同人誌の原稿を書いたりバタバタしてすっかり疲れ、「ああ、旅に行く元気もないなあ」と思っていたけど、行ってきました。

         

11日の夜発の船で大島に向かい、4日に帰ってきたの。

島で2泊キャンプ。

なんで無理していくかと言うと、いつもバイトして会社の皆さんに守られながら仕事をしていてどうも怠けているような気がするのね。

で、うさぎの本来の仕事、というかやらなければならない事は旅をして書いて描くことではなかろうかと。

それで、無理して行ってきました。

          

南国なら冬テントはしたことがあるけど、

冬の気温になるところで冬にキャンプは初めて。

寒かったです。

           

で、今回もテント場で一人。恐くて寂しかったです。

一日目の夜はずっと雨がテントをたたいていたし、

二日目の夜は風が吹き続けていました。

人が歩いていない三原山の登山道は心細かったし、おまけに雨まで降ってきて泣きたくなりました。

こんな時、死んだ彼を思って泣いていたら、あっという間に死の世界に呑み込まれてしまうって思った。

それでなくても、三原山は神々しくて、こちらの世界とあの世が隣り合わせのような空気が流れていたから。

だから、旅の間は恐くて彼のことを思って泣けなかったの。

         

だからといって、彼のことを忘れたわけではなくて、

私を守るように登山道の脇に時々現れるリスを彼だと思ったり、

カーと鳴かずに「くー」と鳴いて、朝食を食べる私のそばにずっといたカラスを彼だと思ったりしていました。(彼のことをくーちゃんと呼んでいたの)

             

彼のことは忘れたわけではない。

彼の死を悲しく思わない日はない。

でも、もう泣かないと思いました。

そして年末安心して泣けたのは、慰めてくれる友達がいたり

暖かくて安心して眠れる場所があったからだと。

今恵まれているから泣けたんだと、わかりました。

ありがとう。

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